先般PayPayの加盟店手数料の有料化について報道されていましたので、その中身について考えてみました。
10月からの手数料有料化について以下のように発表されています。
PayPayマイストア ライトプラン加入で1.60%
(プラス月額利用料1,980円)PayPayマイストア ライトプラン未加入で1.98%
ここで気になるのがPayPayマイストア ライトプランの中身です。公式ページの説明では・・・
PayPayマイストアとは、PayPayご利用中のお客様に対して店舗独自の情報を配信出来るサービスです。
とあります。詳細としては
①店舗情報が掲載できる
②店舗写真が掲載できる
③店舗のお知らせが配信できる
④店舗のアイコンが掲載できる
といった機能があるようです。
また、PayPayマイストア ライトプランには「PayPayクーポン」という、店舗の目的に合わせて、独自のクーポンを発行しPayPayアプリ上で配信可能なサービスがあるようです。確か以前営業さんに伺った時は、使われたクーポンの費用は店舗負担と聞きました。(変更されていたら訂正します。)
PayPayマイストア ライトプランの中身が分かったところで、次に気になるのは手数料の比較です。
PayPayマイストア ライトプラン加入(以下 加入と略します)の方が料率は安いですが、プラスして月額利用料が掛かります。未加入と比較して料率の差が1,980円を超えれば加入する方がお得になります。
加入:売上高×1.60%+1,980円
未加入:売上高×1.98%
という計算で算出される月額手数料は売上高がある程度低額では未加入の方が安いのですが、売上高が520,859円で同じとなり、521,112円以上から加入の方が安くなるようです。(小数点以下切捨の場合)
また、最大2ヶ月無料になるトライアルキャンペーンや3%振り込みますキャンペーンなどを行っているようで、これらを適用したら加入の方が安くなる額はもう少し下がりそうです。
現時点ではPayPayの有料化プランについては上記のような比較検討が出来るかと思います。もちろんPayPayマイストア ライトプランの有効性や料率の安さなど、それぞれ自社にとってのメリット・デメリットがありますので、上記を踏まえて10月に向けてプランニングを検討していきたいと思います。